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03月17日-05号

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  1. 宇土市議会 2004-03-17
    03月17日-05号


    取得元: 宇土市議会公式サイト
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    平成16年 3月 定例会(第1回)          平成16年第1回宇土市議会定例会会議録 第5号              3月17日(水)午前10時開議1.議事日程 日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告       (質疑・討論) 日程第2 各常任委員長報告   1 総務委員長報告   2 経済委員長報告   3 建設委員長報告   4 文教厚生委員長報告     (質疑・討論・採決) 日程第3 請願・陳情について      (質疑・討論・採決) 日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について      (採決)2.本日の会議に付した事件 日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告       (質疑・討論) 日程第2 各常任委員長報告   1 総務委員長報告   2 経済委員長報告   3 建設委員長報告   4 文教厚生委員長報告     (質疑・討論・採決) 日程第3 請願・陳情について      (質疑・討論・採決) 日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について      (採決)(追加日程) 日程第5 議案第32号 平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)について 日程第6 議案第33号 宇土市助役の選任について 日程第7 議案第34号 宇土市収入役の選任について 日程第8 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第9 発議第 1号 年金課税強化の撤回を求める意見書について 日程第10 発議第 2号 諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書に             ついて 日程第11 発議第 3号 年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにす             るための意見書について 日程第12 発議第 4号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書について 日程第13 発議第 5号 地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見書について 3.出席議員(22人)    1番 山 村 保 夫 君       2番 藤 井 慶 峰 君    3番 上 村 雄二郎 君       4番 西 山 宗 孝 君    5番 野 添 正 利 君       6番 杉 本 信 一 君    7番 堀 内 千 秋 君       8番 西 山 誠 一 君    9番 北 村 静 剛 君      10番 村 田 宣 雄 君   11番 谷 口   壽 君      12番 田 代 厚 志 君   13番 嶋 本 善 光 君      14番 浜 口 多美雄 君   15番 福 田 慧 一 君      16番 田 中 哲 也 君   17番 中 山 新之助 君      18番 河 野 龍之祐 君   19番 建 脇 憲 一 君      20番 中 村 忠 儀 君   21番 岩 本 廣 海 君      22番 川 口 亀 親 君4.欠席議員(なし)5.説明のため出席した者の職・氏名 市長     田 口 信 夫 君  助役     太 田 龍 生 君 収入役    中 村 恵 一 君  教育長    坂 本 光 隆 君 総務企画部長 今 村   弘 君  市民環境部長 岩 本 清 嗣 君 健康福祉部長 田 中 幸 一 君  経済部長   河 野 孝 義 君 建設部長   中 島 修 一 君  教育部長   吉 永 栄 治 君   総務課長   池 田 信 夫 君  自治振興課長 栗 原 敏 雄 君 企画情報課長 山 内 清 人 君  財政課長   中 田 雄 士 君6.議会事務局出席者の職・氏名 局長     山 本 孝 敏 君  次長兼議事係長 前 田 保 幸 君 庶務係長   宮 田 裕 三 君  参事      島 村 昭 子 さん                 午前10時00分開議              -------○------- ○議長(田中哲也君) おはようございます。 これから,本日の会議を開きます。              -------○------- △日程第1 地域高規格道路促進等対策特別委員長中間報告(質疑・討論) ○議長(田中哲也君) 日程第1,地域高規格道路促進等対策特別委員会の審査の経過についてを議題といたします。 特別委員長の中間報告を求めます。  地域高規格道路促進等対策特別委員長,浜口多美雄君。 ◆地域高規格道路促進等対策特別委員長(浜口多美雄君) おはようございます。 ただいまから,地域高規格道路促進等対策特別委員会のこれまでの経過並びに審査内容について,中間報告をいたします。 去る3月3日執行部出席のもと,本特別委員会を開催いたしました。まず,先般1月末,市長,正副議長をはじめ,私が都合により出席できませんでしたが,特別委員会副委員長のもと,計7人にて実施しました国土交通省への要望活動についてご報告申し上げます。 陳情内容といたしましては,熊本宇土道路の早期開通と,城塚・網田間の整備区間への早期格上げについて強く要望し,併せて県選出国会議員への陳情も行い,地域高規格道路の整備促進が地域活性化に与える影響等について,本市の実情を訴えながら,早期実現を強く要望してまいりました。 要望活動の感触としましては,公共事業費の削減や道路公団民営化に伴う国直轄道路の増大等,これらの諸要因により道路事業費としては16年度も非常に厳しい環境にあるが,地元の熱意は重く受けとめたいということでございました。 それでは,執行部から前委員会以降,これまでの経過等について説明がありましたので,ご報告いたします。 熊本宇土道路の用地取得の進捗状況は,前回の12月定例会時より3件増え17件,面積にして5,400平方メートル増え29,400平方メートル買収済みで,進捗率は24.1%となっております。 今年度の用地買収目標としては,累積で32,000平方メートル,進捗率にして全体の26%を予定していたが,補正予算が付かず目標値までは僅かではあるが達しないと国土交通省熊本河川国道事務所からの情報についての経過報告がありました。 以上の報告を踏まえ,委員会の審査がなされました。その内容についてご報告いたします。 まず,事業の進捗状況が悪いようだが,事業費が少ないから進捗が悪いということなら,どうにかして予算をつけてもらう必要がある。また,要望活動については年1回ではなく,せめて年2回は要望活動をする必要があるのではとの意見があり,執行部から,進捗については,公共事業費削減が影響しているようである。また,要望活動の回数については,熊本天草幹線道路整備促進期成会でも年2回の要望活動をされていますので,宇土市単独要望については,現在のところ年1回でと考えているとの答弁がありました。 次に,要望活動については,熊本宇土道路の早期開通や網田インターチェンジの平坦地への設置など,全般的な内容の要望活動ではなく,例えば橋梁工事を急ぐとか,できるところから重点的に要望活動を行ったらとの意見があり,執行部から,要望活動については重点的な要望活動を行っているが,今後さらに強力に要望活動を行っていきたいとの答弁がありました。 最後に,今後の取り組みとして,熊本宇土道路につきましては,最優先事項として用地取得が極力進められるようさらに要望していきたいと思います。 また,城塚・網田間の早期整備区間への格上げと網田インターチェンジがなるべく平坦地になるように継続して要望活動を推進していくことといたしました。 以上で,地域高規格道路促進等対策特別委員会の中間報告を終わります。 ○議長(田中哲也君) 地域高規格道路促進等対策特別委員長の中間報告は終わりました。 これより,ただいまの特別委員長の中間報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 以上で,地域高規格道路促進等対策特別委員長の中間報告を終了いたします。              -------○------- △日程第2 各常任委員長報告 ○議長(田中哲也君) 日程第2,去る8日の本会議において,各常任委員会に付託いたしました,市長提出議案第1号から議案第31号までの31件,並びに請願・陳情につき,審査の経過と結果について,それぞれ報告があっておりますので,これを一括して議題といたします。 順次,各常任委員長の報告を求めます。 総務委員長,杉本信一君。 ◆総務委員長(杉本信一君) おはようございます。 ただいまから,総務常任委員会に付託を受けました議案につきまして,本委員会を開催し,審査を行いましたので,その審査の経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託をされました案件は,条例関係1議案,予算関係3議案,その他1議案,専決処分の報告及び承認関係1議案,陳情3件であります。 まず,議案第1号,専決処分の報告及び承認を求めることについて。専決第1号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第8号)について申し上げます。当委員会所管では,消防費の辺地地区防火水槽建設事業経費で御輿来及び赤瀬地区への建設予定である防火水槽建設工事において,地権者からの建設同意が得られたが年度内に工事が完了しないことに伴い繰越明許費を設定したものであります。 次に,議案第2号,宇土市男女共同参画推進条例について。これは,男女共同参画の推進に関し基本理念を定め,市,市民及び事業者の責務を明らかにするとともに,市の施策の基本的事項を定めることにより,男女共同参画を総合的かつ計画的に推進するために条例を制定するものであります。本条例は,第1章から第4章までの18カ条で成り立っており,第1章の「総則」では,「目的」,「定義」,「6つの基本理念」,「市の責務」,「市民の責務」,「事業者の責務」,「市,市民及び事業者の協働」,「禁止規定」等,基本的な事項について規定。 また,第2章の「男女共同参画に関する施策の推進」では,「計画の策定」,「市が推進すべき6つの基本的な施策」,「男女共同参画月間」,「苦情等への対応」など,施策を推進するための仕組みについて規定。 第3章では,市の附属機関として設ける「宇土市男女共同参画審議会」に関して規定しています。特色は推進施策として,農林水産業,商工業等自営業における男女共同参画推進のための支援を規定,また男女共同参画月間を毎年11月に設定しているところがあります。なお,施行は平成16年7月1日からとするものであります。 次に,議案第13号,字の区域の変更について。これは,地籍調査により現在,宇土市役所の敷地と北側駐車場に字界が真中を通っております。そこで,宇土市役所の位置である浦田町51番地を現況に合わせるため,「浦田町島ノ内」の16から22まで,42から49まで,95,96及びこれらの区域に隣接介在する道路,水路である国有地の全部を「浦田町浦田」に変更するもので,宇土市の区域内の字の区域を変更するには,地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を経るものであります。 次に,予算関係について申し上げます。 議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)について。今回の補正総額は,2,645万4千円の増額で,補正後の総額は139億1,328万8千円になります。当委員会の所管である総務費では,2億4,416万1千円の増額補正であります。その主なものは職員の退職希望者数増に伴う退職手当,地方バス路線維持費補助金の増額補正等であります。また,消防費では125万5千円の減額補正で,主なものは,宇城広域消防衛生施設組合負担金宝くじ助成金経費を減額するものであります。なお,債務負担行為の補正は,新市電算システム導入事業経費の限度額を減額するものであります。 次に,議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算についてでありますが,本年度の歳入,歳出の予算総額は143億2,650万円であります。前年度当初予算に比べ4.2%の増で,額にして5億7,650万円の増額となっております。なお,合併準備経費3億5,025万3千円及び減税借換分4億1,130万円を特殊要因と見た場合,この二つを除きますと135億6,494万7千円で,対前年度比1億8,505万3千円の減額となり,1.3%マイナス予算となります。 当委員会所管の主なものについて申し上げます。 まず,議会費2億84万7千円は,政務調査費交付金,議会だより発行等経費であります。 次に,総務費18億594万6千円は,新財務会計統合システム経費統合管内図電子化に伴う経費,議場改修工事経費,宇土市・富合町両市町のイントラネットの接続,統合電算化システムの構築経費,宇城広域連合負担金地方バス路線維持対策事業経費県知事選挙経費参議院議員選挙経費,合併準備経費として市長選挙経費等であります。 次に,消防費4億5,341万3千円は,市町村消防防災施設整備経費防災基盤整備事業経費宇城広域消防衛生施設組合負担金等であります。 なお,歳入財源といたしましては,国県支出金及び市債または特定財源その他市税等の一般財源でございます。 次に,議案第24号,平成16年度宇土市交通災害共済事業特別会計予算について申し上げます。歳入歳出の総額は,743万1千円であります。主なものとして負担金,補助金及び交付金として死亡者共済金及び傷者共済金等であります。 以上が,総務委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案等の審査の経過において論議されました主なものをご報告申し上げます。 まず,職員の研修費を削減してあるようだが,資質向上目的と照らし合わせると,それで大丈夫なのか,との質疑があり,執行部から,確かに対前年度比では減額になっている。要求する方からすると,要求額どおり確保できれば,よりベターであるが,予算編成方針に基づいた査定結果であり,しかも三位一体改革により,相当厳しい予算編成を強いられている現状ではやむを得ないと思う。ちなみに,減額はされているものの予算の確保は充分できており,今まで同様職員の資質低下を招かないよう工夫して研修を進めていきたい,との答弁がありました。 次に,宇城広域連合は,設立当初の目的を達成していないと思われるので,市町合併を機に検討見直しを図る必要があるとの意見がありました。 次に,男女共同参画条例を制定して,市,市民及び事業者にどういう理解を求め,推進をしていくのかとの質疑があり,執行部から,これまでも講演会や各種講座などの開催により,市民の意識啓発を図ってきたが,今後は,講演会等の計画段階から市民の皆さんに参加いただくなど,条例制定の意義や必要性について,市民や事業者の皆さんにご理解をいただき,条例の目的達成に向けて,それぞれの主体的な取り組みが促されるよう,地域や団体に出向いて説明会を開催するなどの取り組みを行っていきたい。また,推進状況については,「男女共同参画審議会」で審議していただくことにしており,計画・実行・チェックの体制の充実により施策の推進を図っていくとの答弁がありました。 次に,地方バス路線維持費補助金が計上されているが,地方バス路線の中で熊本交通センター~宇土入口~宇土体育センターの路線については,もともとひのくにランドが周遊指定地であった関係上,必要であったと思うが,現在は存在しないので必要ないのではないか,との質疑があり,執行部から,現在では跡地に住宅開発が行われ,行政区の花園台になっている。今後,住宅が増えれば利用者も増えると期待しているとの答弁がありました。 次に,産業再生機構の支援を受けられることになった九州産交本社に対し,新たに16年度予算で地方バス路線維持費補助金が計上されているが,今後も続くのかとの質疑があり,執行部から,産業再生機構の支援は3カ年かけて行われるが,黒字に転換させることを目的にされている。そのため,3カ年間は赤字の場合補助を継続する必要があるとの答弁がありました。 次に,合併に関しての予算というのを今の状況からして減額することはないのかとの質疑があり,執行部から,現在確定している契約は15年第1回臨時会で議決いただいた電算システム関係で,これについては富合町との共同システムとして必要である。その他は富合町と今後協議を重ねながら執行していくが,特定財源として県の合併特別交付金を予定しているので,廃置分合の議決が前提であるとの答弁がありました。 以上が,論議された主な内容でありますが,本委員会に付託を受けました議案については,全員異議なく原案のとおり可決いたしました。 次に,陳情につきましてご報告を申し上げます。継続審査となっております,陳情第4号「清潔で公正・公平な国民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める陳情」については,陳情を否として不採択といたしました。 次に,これも継続審査となっておりました,陳情第12号「地域住民のくらしと雇用,地域経済を守る陳情書」については,引き続き慎重審議を行うため,継続審査といたしました。 次に,陳情第3号「熊本県地方最低賃金の引き上げと最低賃金制度の抜本改正の意見書を求める陳情書」についても,引き続き慎重審議を行うため,継続審査といたしました。 なお,本委員会所管事務の継続事件につきましては,議席に配付のとおり決定しておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 どうか議員各位におかれましても,本委員会の決定のとおりご賛同賜りますようお願いを申し上げまして,総務委員会の報告とさせていただきます。                   (拍手) ○議長(田中哲也君) 総務委員長の報告は終わりました。 次に,経済委員長の報告を求めます。 経済委員長,村田宣雄君。 ◆経済委員長(村田宣雄君) おはようございます。 経済委員会の報告を申し上げます。 本定例会におきまして,経済常任委員会に付託されました案件は,予算関係4議案,条例関係2議案,陳情2件であります。 去る3月11日に本委員会を開催いたしましたので,その審査の経過並びに結果につきましてご報告を申し上げます。 まず,議案第6号,宇土マリーナ施設整備基金条例についてであります。これは,宇土マリーナにおける施設整備及びマリーナ振興事業に要する経費の財源を確保するための基金条例を制定するものであります。内容といたしましては,国土交通省が道の駅に関する必要な面積3,800平方メートルを1平方メートル当たり2万4,800円で買い上げを行います。それを原資といたしまして,基金総額が9,424万円であります。 次に,議案第7号,宇土市中小企業の店舗改装等近代化に対する整備資金利子補給条例の一部を改正する条例についてであります。これは,制度の利便性の向上及び利用者の拡大を図るため,条例を改正するものであります。 議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)についてであります。 農林水産業費の農業費は,農業振興費,畜産事業費,林業費の林業振興費,耕地費の耕地事業費,地籍調査費等は主に補助金,負担金,委託料等の減額補正であります。 水産業費の水産業総務費,水産業振興費は,繰出金,委託料,負担金等の減額補正であります。 商工費の商工振興費,観光費は,工事請負費,印刷製本費の減額補正と,マリーナ振興経費は増額補正でございます。これは,道の駅設計委託料は減額補正でありますけれども,宇土マリーナ施設整備基金積立金,先ほど申し上げました基金の9,424万円を増額補正するものであります。補正予算の歳入につきましては,補正予算書のとおりでございますので,省略をさせていただきます。 次に,議案第19号,平成15年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ45万6千円を減額し,総額1億970万2千円とするものであります。減額は,公債費の減額でございます。 次に,議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算についてご報告申し上げます。経済委員会所管の全体の予算からまず申し上げます。農林水産業費は前年度予算は10億9,273万6千円に対しまして,本年度予算総額9億1,427万3千円。1億7,846万3千円の削減予算で,前年度対比で83.7%であります。商工費,前年度予算額は3億4,476万5千円に対し,本年度予算は4億3,609万6千円。9,133万1千円の増額予算で,前年度対比126%であります。 では,予算の主な概要について報告をいたします。 まず,農林水産業費の農業費でございますが,その主なものは,農業委員会費,農業者年金事務費,農業振興費,果樹園芸振興費,畜産事業費,水田営農活性化対策事業費地域農業整備促進事業費経営構造対策事業費ふるさと特産品企画推進費市民農園整備事業費,中山間地域等直接払制度事業費等で,前年度予算額より2,321万9千円の削減予算でありまして,本年度予算は1億4,132万2千円であります。 次に林業費。林業総務費,林業振興費で前年度予算額より87万円の削減予算で788万2千円であります。 次に,耕地費。耕地事業費,湛水防除事業費,地籍調査費,適正化事業費,県営ほ場整備事業費農道整備事業費農村集落整備事業費広域農道事業費等で,前年度予算額より6,320万円の削減予算で,本年度予算は5億9,954万2千円であります。 次に水産業費で,水産業総務費,水産業振興費,漁港管理費,漁港改修事業費漁業集落環境整備事業費等で,前年度予算額より9,117万4千円の削減予算で,1億6,552万7千円であります。 次に商工費で,商工総務費,商工振興費,観光費,就業改善センター費勤労青少年ホーム費,地域振興費,マリーナ振興経費等で,前年度予算より9,133万1千円の増額の4億3,609万6千円であります。商工費の中で,前年度より増額の主な内容は,地域振興費とマリーナ振興経費であります。マリーナ振興経費の主なものといたしましては,道の駅の駐車場及び浚渫工事請負費の増額であります。 歳入につきましては,予算書のとおりでございますので,省略をいたします。 次に議案第30号,平成16年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特別会計予算についてであります。予算の総額は,歳入歳出それぞれ4,824万円であります。歳入の内訳は,漁業集落排水施設整備事業費4,599万5千円,公債費の228万5千円であります。 以上,経済常任委員会に付託されました議案の概要でありますが,審議の過程において論議されました主なものを,要約して報告をいたします。 まず,農林水産業費の予算については,先ほどの委員長のご報告の中では全体予算については1.3%の減額ということでありますが,農林水産事業におきましては,先ほど申しましたように,前年度予算額に比べ,また他の行政予算よりも削減率が大きく,第一次産業の安定・拡大・維持の観点から,今後検討され,予算措置をされることを要望をいたします。 2点目。本年度から米政策改革大綱がスタートするが,市単独予算であります集落達成助成金の単価が約2分の1引き下げられております。厳しい米事情の中,作りたくても作れない稲作農家の立場の観点に立ち,また減反目標面積達成のため,前年度並みの予算措置をされるよう要望をいたします。 次に,南部農免農道は,本年度より再開をされ,県においても広域農道事業費の予算化はされておるようでございます。また,北部農免農道の事業費は予算化がされていない現状であるという報告を受けております。県に対しまして,積極的に要望されることをお願いを申し上げます。 次に,漁業集落環境整備事業費の中に,公有財産購入費として防災作業用地が計上されております。場所の選定等につきましては,地元と十分協議をされ,取り組まれることをお願いを申し上げます。 次に,漁業集落排水施設整備事業における埋め立て面積1.2ヘクタールについて。これは,現在環境調査を行っておりますので,環境影響調査の結果を基に,シミュレーションを行い,工法も含め環境に配慮するようにとの指摘があっております。 次に,地域水産物供給基盤整備事業。2.3ヘクタール埋め立て計画について,現在,県とのヒアリングを行っている段階という報告があっております。その中で,赤瀬漁港の県有地との関連,その有効活用等もヒアリングの対象であり,その結果を踏まえ,最終的に計画が決定するという答弁があっております。国県の補助事業でもあります。 次に,物産館建設資料についての指摘事項でございます。現在,出荷協議会の加入状況は,農産物関係が14人,工芸品が3人,加工品3人,焼物1人,計21人でございます。全体計画では250人程度の加入が計画されておりますが,現在では出荷体制の確立が厳しい状況下にあるのではないかという指摘があっております。今後は,もちろん加入者を募ることも大切でございますが,出荷計画に見合った物産館の建設の規模の再検討も必要ではないかという指摘があっております。 次に,物産館の利用客の主体は,収支計画書の基礎資料,算出根拠等から見ても観光客が対象となっております。東部地域の活性化の一環として,宇土市民をはじめ,近郊の住民を対象とした農産物直売所の建設も必要ではないかという,強い指摘があっております。地産地消の観点,さらには農産物の自給率の向上の観点からも必要ではないかという指摘でございます。 次に,物産館の運営の方法について。マリーナの委託と同様な方法を考えている,との答弁があったわけでございます。委員全員,異論の発言があったところでございます。委託の方式,第三セクター方式のメリット,デメリットの比較表を,次回の委員会に資料として提出を求めたところでございます。また,前回の委員会でも申し上げましたように,近郊の物産館(不知火,有明,大矢野等)は第三セクター方式で経営が行われております。その中で,行政に対し利益還元がされているところでございます。担当部課においては,その運営管理,経営方針等を研究をされ,積極的に取り組まれるよう要望いたしておきます。 次に,陳情について申し上げます。 陳情第1号,「諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書」提出を求める陳情書。陳情第4号「65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書の採択に関する要望書」については,その趣旨を踏まえ,全員賛成をもって採択をいたしたわけでございます。 なお,本委員会所管事務の継続審査の事件については,議席に配付のとおり決定をいたしましたので,よろしくお願いを申し上げます。 議員各位におかれましては,本委員会の決定どおりご賛同賜りますようにお願いを申し上げ,経済常任委員会の報告といたします。お世話になります。                   (拍手) ○議長(田中哲也君) 経済委員長の報告は終わりました。 次に,建設委員長の報告を求めます。 建設委員長,堀内千秋君。 ◆建設委員長(堀内千秋君) おはようございます。 ただいまから,建設常任委員会に付託をされました議案につきまして,本委員会を開き審査を行いましたので,その経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,予算関係8議案,その他5議案であります。  まず,議案第8号,上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の一部変更について。これは,平成16年3月30日限りで上天草・宇城水道企業団から大矢野町,姫戸町及び龍ヶ岳町を脱退させ,企業団の議会議員定数及び議員の選出方法を改正するための規約変更で,内容は定数を「14人」から「12人」に改め,構成団体から長と議員1人の各2人,ただし,関係市町の長が企業長,または副企業長に選任された市町にあっては,議会選出議員各2人とするものであります。 次に,議案第9号,上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数の増加について。これは,平成16年3月31日から合併により上天草市設置に伴い,上天草・宇城水道企業団に上天草市を加入させるものです。 次に,議案第10号,上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少に伴う財産処分について。これは,上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団体の数の減少に伴う財産処分を行うものであります。 以上の3議案は,一部事務組合を組織する地方公共団体の数の増減,規約の一部変更及び財産処分がある場合は,地方自治法第290条の規定により,構成団体の議会において同文議決を行うものであります。 議案第11号,宇土市道路線の廃止について。廃止路線は堤・長峯線,深迫・米の口線の2路線であります。廃止の理由は,県営で行っていた笠岩ダムの仮設道路が県から移管されたことに伴い,新たに市道として認定するため旧道を廃止するものです。 議案第12号,宇土市道路線の認定について。認定路線は,西走2号線など6路線の認定であります。 議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)について申し上げます。まず,当委員会の所管である土木費では,6,744万7千円の減額補正であります。その主なものは,道路新設改良費では辺地道路整備事業建道扇谷線で団地買収がまとまらず,工事ができなかったための工事請負等経費を減額するものであります。河川改修費では,道路改良に伴い,併せて河川改修を予定していたが,道路改良ができなかったことにより,河川改修もできず工事請負等経費を減額するものであります。住宅建設費では,住宅マスタープラン等の計画策定業務委託料,やさしいまちづくり建築物整備補助金等の減額をするものであります。また,災害復旧費では184万6千円の減額補正で,主なものは,古屋敷・波多線と三拾町川の災害復旧工事請負等経費を減額するものであります。 次に,議案第17号,平成15年度宇土市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について。補正額は3,350万3千円の減額補正で,補正後の歳入歳出予算の総額は,それぞれ15億3,020万6千円となります。主なものは,事業費の確定による汚水管布設工事,道路補修工事等経費を減額するものであります。また,繰越明許費は処理場改築工事を繰り越すものであります。次に,債務負担行為補正として,処理場改築工事業務委託に要する経費の期間の変更と限度額の減額が計上してあります。なお,地方債補正につきましては,補正予算書をご覧いただきたいと思います。 次に,議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算について申し上げます。土木費の予算総額は,14億725万4千円であります。その主なものは,土木総務費6,646万8千円は,法定外公共物譲与申請委託料,道路台帳修正委託料等経費。道路維持費6,035万4千円は,道路補修工事費,市道管理委託料等経費。道路新設改良費3億7,109万7千円は,臨時地方道整備工事費,辺地道路整備工事費,単独道路整備工事費,バリアフリー化整備工事費,急傾斜地崩壊防止対策事業負担金,県営道路改良事業負担金等経費であります。 次に,河川総務費645万円は,河川水路浚渫及び調整池除草工事等経費。河川改修費1億1,322万4千円は,自然災害防止工事費,臨時河川等整備工事費,準用河川改修工事等経費であります。 次に,都市計画関係について主なものを申し上げます。 都市計画総務費5億4,871万2千円は,まちづくり総合支援事業,バリアフリー化整備工事費,下水道事業特別会計繰出金等経費。街路事業費1億2,021万3千円は,シンボルロード整備工事費,都市計画道路南段原線整備工事等経費。緑地公園経費2,012万1千円は,つつじヶ丘農村公園管理委託料,住吉・網田海岸公園管理委託料,自然公園6カ所の公園管理委託料等経費。住宅管理費4,615万9千円は,公営住宅維持管理等経費であります。 次に,議案第22号,平成16年度宇土市簡易水道事業特別会計予算について。予算総額は1億929万2千円で,前年度と比べますと779万3千円の減額となっております。主なものは,水質検査業務委託料,統合簡易水道変更認可申請業務委託料,網津地区配水管取替工事,網津・笹原簡易水道テレメータ設置工事等経費であります。 次に,議案第23号,平成16年度宇土市北段原土地区画整理事業特別会計予算について。前年度同様総額1千円が計上されています。この事業は,現在休止の状態であります。 次に,議案第26号,平成16年度宇土市公共下水道事業特別会計予算について。予算総額は11億9,277万4千円で,前年度と比べますと3億7,758万2千円の減額となっています。主なものとして,公共下水道事業費4億3,991万1千円は,処理場改築更新工事委託,上新開地区,松山地区管渠設計委託,工事請負費として,補助工事5カ所,起債工事4カ所,市単独工事10カ所等であります。下水道施設管理費2億995万8千円は,処理場の光熱水費,薬品代,処理場維持管理委託,処理場改修工事等経費であります。それに公債費5億3,890万5千円。これは,元金の償還と利子であります。 次に,議案第28号,平成16年度宇土市土地取得特別会計予算について。今年度も土地取得の予定がないため,前年同様,総額2千円が計上されています。 次に,議案第31号,平成16年度宇土市水道事業会計予算について。予算総額は6億6,407万4千円で,前年度と比べますと5,413万円の増額となっています。主なものは,収益的支出として水質検査委託料,量水器取替委託料,水道管理システム導入業務委託料等経費,資本的支出として配水管布設替工事6カ所,消火栓布設替工事,走潟地区配水管布設設計委託料等経費であります。 なお,各議案の歳入につきましては,平成15年度宇土市補正予算書及び平成16年度宇土市予算書のとおりでございますので,ご覧いただきたいと思います。 以上が,建設委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案等の審査の過程において論議されました主なものをご報告申し上げます。 まず,境目団地の政策空家問題で,今後も空家対策を続けるのか,との質疑があり,執行部から,住宅マスタープラン・公営住宅のストック活用計画を15年度中に作成して,16年度においてその方針が出る。境目団地の場合,文化財もあるという関連性で,建て替え,あるいは改修ということになるが,文化財の調査等なかなか難しい面があり,その方向性はストック活用計画の中で示される,との答弁がありました。 また,今の施設はかなり老朽化しているようだが改修することになった場合,改修できるのか,との質疑があり,執行部から,平屋,2階建てとも見た目は木造のようであるが,壁はブロックで,梁や柱等についてはコンクリートであり,改修するとなった場合は,建物調査をしなければいけない,との答弁がありました。 さらに,民間住宅は公営住宅の家賃と比較すると高い。そういう中で高齢者あるいは若い夫婦の方々は,なかなか負担が重く,民間住宅には入れない。そういうことで,公営住宅の役割というものは大事であるという意見がありました。 次に,都市計画道路南段原線の土地収用の状況について質疑があり,執行部から,今年4月開催される熊本県の収用委員会に申請予定である。対象土地については,境界未定であるので,境界が決まらないと買収ができない。そこで,境界未定のまま収用委員会に諮り,土地の収用が決定されれば,道路部分は収用されるが,その土地代金については,境界未定のため境界が確定するまでは法務局に供託する事になるとの答弁がありました。さらに,熊本県収用委員会に4月に申請して,いつぐらいに決定するのか,との質疑があり,執行部から,予定では早くて11月頃に決定するが,ここで当事者から異議があれば,決定が延びる可能性もある,との答弁がありました。 次に,走潟地区上水道工事の予定について質疑があり,執行部から,現段階での計画は16年度で実施設計を行い,総事業費が確定するので17年度から19年度までの3年間で工事を完了させる予定であるが,今後,補助金等の関係で事業期間が延びることもある,との答弁がありました。 また,その他として,執行部から,新幹線の雨水貯留池橋脚設置に伴う鉄道建設支援機構との協議経過報告があり,内容は,雨水貯留池に橋脚が設置されるということで,520立方メートルが減少することになるが,その機能補償等を協議中である,との報告がありました。 以上が,論議されました主な内容であります。本委員会に付託を受けました議案については,全会一致をもって原案のとおり可決をいたしました。なお,本委員会所管事務の継続審査事件については,議席に配付のとおり決定いたしました。 議員各位におかれましては,本委員会の決定のとおりご賛同賜りますようにお願い申し上げまして,建設常任委員会の報告を終わります。ありがとうございました。                   (拍手) ○議長(田中哲也君) 建設委員長の報告は終わりました。 次に,文教厚生委員長の報告を求めます。 文教厚生委員長,西山宗孝君。 ◆文教厚生委員長(西山宗孝君) おはようございます。12月定例会で報告いたしておりました,閉会中の継続審査につきまして,去る2月6日に開会し,「ダイオキシン埋設問題」及び「旧三共製薬跡地の農薬埋設問題」につきまして,審査及び現地審査を行いましたので,まずご報告いたします。 ダイオキシン埋設問題については,執行部から,これまでの経緯について事前説明を受け,轟の三蔵地区の耳取山中腹の埋設現場にて,九州森林管理局及び熊本森林管理署職員4人から説明を受けました。その後,委員会室において職員の同席を求め,質疑を行いました。その内容を要約して報告いたします。 各委員から,平成11年に「ダイオキシン類対策特別措置法」ができたにも関わらず,そのまま白山に埋設してあることに厳しい指摘があり,完全撤去の要望が出されました。九州管理局森林整備課長からは,現状ではコンクリートの塊として安定しており,掘り起こし,移動させることになると,破砕等により環境中にダイオキシン類が飛散する恐れがあるなどの見解で,現状のまま引き続き保全するように林野庁より指導を受けている。したがって,撤去については現段階では考えられないことが報告されました。しかし,宇土市や議会からの撤去の要望については,真摯に受け止め,林野庁へ伝え,一刻も早く不安を取り除くため,誠意をもって対処していく,との答弁がありました。 次に,「旧三共製薬跡地の農薬埋設問題」につきましても同様に,同日三拾町の現地へ行き,埋設状況について県農政部,県宇城保健所職員立会いのもと,九州三共株式会社鳥栖工場長の説明を受けました。その後,委員会室で同席を求め,質疑をいたしましたので,その内容を要約して報告いたします。 九州三共株式会社鳥栖工場長から,平成15年11月28日の地元説明会では一貫して敷地の土壌調査の必要性はないと回答してありましたが,県からの指導要請,宇土市からの指摘もあることから,また将来の会社土地利用を考える上で,全面調査をする必要があると判断して,本社と協議し,敷地全体の土壌調査を行う方針が出されました。調査につきましては,レーダー探査等により地中に埋設されている農薬の測定調査に2月中旬から取りかかり,解析して,3月から土壌調査を始める計画である旨の報告を受けております。引き続き,本委員会として注視していく計画であります。 以上が,閉会中の審査であります。 次に,今定例会にて文教厚生常任委員会に託されました案件につきまして,去る3月9日に本委員会を開きましたので,その審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は,条例関係3議案,予算関係9議案,請願1件,陳情1件であります。 まず,議案第3号,特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については,学校医等の報酬を減額するため,条例を改正するものです。 次に,議案第4号,宇土市保育所条例の一部を改正する条例については,轟保育園の管理運営を委託する社会福祉法人すみれ保育園の法人名の変更に伴い,条例を改正するものです。 次に,議案第5号,宇土市保育所負担金徴収条例の一部を改正する条例については,保育所に入所している在宅障害児(者)世帯及び母子家庭等で,前年度の所得税及び市町村民税が非課税の世帯に対する保育所入所負担金を免除するため,条例を改正するものです。 次に,議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)について。本委員会の所管であります総務費戸籍住民基本台帳費78万8千円の減額補正,民生費1億3,144万8千円の減額補正,衛生費169万9千円の減額補正,教育費5,156万2千円の減額補正であります。 まず,総務費の戸籍住民基本台帳費の減額補正。これは,住基台帳カード購入に際し,入札の残額が出たものであります。 次に,民生費。社会福祉総務費の地域福祉計画作成委託が平成15年度中に間に合わなかったため,減額補正。繰出金2,064万1千円の増額補正は,保険基盤安定負担繰出金と国保財政補助金繰出金を併せたものです。このほか身体障害者福祉費,知的障害者福祉費,老人福祉費等の減額補正です。また,介護支援費718万1千円の増額補正は,介護保険特別会計繰出金であります。このほか,介護予防・生活支援費,児童福祉総務費の減額補正。保育所費の減額補正は,網田保育園管理運営業務委託料296万9千円の増額補正他,保育所の特別保育事業関係の補助金等の実績のよる減額が主なものであります。児童福祉施設費100万円の増額補正。これは,はなぞの,走潟保育園の学童保育施設整備補助金であります。子育て支援費1,052万1千円の減額補正。これは主に地域子育て支援センター事業補助金であり,宇土東,たんぽぽ保育園が実施できなかったためです。老人保健費90万円の減額補正。これは老人医療健康表彰の実績が出たためです。 次に,衛生費。清掃総務費79万9千円の減額補正は,宇城広域消防衛生施設組合の決算が見込まれることにより,負担金を減額するものです。 次に,教育費。語学指導費241万円の減額補正。これは英語指導助手報酬が幼稚園派遣日数減によるものと,費用弁償としてALT3人のうち2人が日本に残るため,その旅費が減額されたものであります。 このほか,小学校学校管理費,教育振興費,中学校学校管理費,幼稚園費,公民館費,文化財保護費,市史編纂費,図書館費,保健体育総務費については,主たるものは施設整備のバリアフリー化事業や,ピアノ購入等の入札残などによる減額補正であります。 次に,議案第15号,平成15年度宇土市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について。歳入歳出それぞれ5,959万円を追加し,総額35億1,194万5千円となります。 歳出の主なものから,一般被保険者療養給付費5,300万円の増額補正。退職者被保険者等高額療養費500万円の増額補正であります。 次に,議案第16号,平成15年度奨学基金特別会計補正予算(第1号)について。 歳入歳出それぞれ5万2千円を追加し,総額を126万1千円とするものであります。内訳は,ライオンズクラブからの寄附金と預金利子を合わせたもので,奨学基金積立金5万2千円として増額補正するものであります。 次に,議案第18号,平成15年度宇土市介護保険特別会計補正予算(第4号)について。 歳入歳出それぞれ7,687万円を追加し,総額22億4,296万円となります。 歳出の主なものとして,介護認定審査会共同設置負担費177万4千円の減額補正は,宇城広域連合介護認定審査会設置負担金。介護サービス諸費8,080万8千円の増額補正は,居宅介護サービス経費,施設介護サービス給付費,居宅介護住宅改修費及び居宅介護サービス計画給付費であります。 なお,歳入につきましては,それぞれの補正予算書のとおりでありますので,省略させていただきます。 次に,議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算について。本委員会の所管であります総務費徴税費1億7,471万円,戸籍住民基本台帳費1億349万2千円,民生費36億6,836万1千円。衛生費13億7,719万6千円。教育費13億528万2千円であります。 まず,総務費徴税費。税務総務費1億986万8千円,賦課徴収費6,484万2千円。新規事業として緊急地域雇用創出特別基金事業の納税相談員4人の報酬。主なものとして,委託料1,885万5千円。これは,固定資産土地評価業務委託料等であります。住民税関係の機器借上料410万円。法人関係への還付1,200万円。 次に,戸籍住民基本台帳費の主なものとして,戸籍住民基本台帳一般経費7,260万1千円,合併準備経費3,068万3千円は,戸籍電算化に伴う経費であります。 次に,民生費。主なものは,重度心身障害者医療経費7,068万6千円。国保会計繰出金経費3億6,211万6千円。介護保険特別会計繰出金経費3億5,206万7千円。身体障害者保護経費1億1,275万1千円。知的障害者施設訓練等支援費1億740万2千円。特別障害者手当給付事業経費1,941万4千円。これは,特別障害者等福祉手当であります。 適正化推進事業845万8千円については,生活保護電算システム導入委託料であります。扶助経費として3億5,780万5千円。被用者児童手当経費として1億6,920万円。これは,給付対象者が小学校3年生まで拡大されるため,前年より増額で,平成16年6月からの給付予定であります。非被用者児童手当経費7,620万円。これも同様の理由です。児童扶養手当経費1億2,162万7千円は,250人が対象となっています。特別保育事業経費7,551万1千円については,保育園の民間委託の関係で昨年より1,700万円程度減額となっております。公立保育所事務経費の3,415万6千円は,轟保育園,緑川保育園,網津保育園の民間委託開始に伴い,約1億8,970万円を減額しています。私立保育所事業経費7億1,259万4千円。国際交流事業経費374万9千円については,保育園への外国人講師派遣事業です。公立保育所委託経費2億8,336万2千円は,轟保育園,緑川保育園,網津保育園の民間委託開始に伴い,委託費約2億2,000万円を増額しています。このほか,公立保育所施設整備事業経費,私立保育所施設整備事業経費,母子家庭医療費助成経費,母子寡婦支援経費などであります。また,特別保育事業経費として,1,056万3千円。これは,ひかり保育園,はなぞの保育園における子育て支援センター経費であります。学童保育事業経費1,615万1千円。乳児医療経費9,576万1千円。次世代育成計画策定事業経費297万7千円。これは,次世代育成支援対策推進法の施行に伴う新規事業であります。つどいの広場事業経費227万6千円。これは,児童センターを利用する新規事業であります。このほか,社会福祉協議会経費,シルバー人材センター経費,これにつきましては,シルバー人材センター運営費補助金であります。 老人保護経費1億807万3千円。これは,養護老人ホーム芝光苑等への入所者措置費であります。在宅介護支援センター経費1,814万7千円。バリアフリー化整備事業4,050万3千円。これは,老人ホーム芝光苑のエレベーター設置工事に伴う経費であります。健康福祉館施設管理経費3,392万円。給食サービス経費2,146万2千円。生きがい活動支援通所事業1,073万6千円などです。 次に,衛生費。老人医療給付費一般経費2億8,135万5千円のうち老人医療特別会計繰出金が主なものであります。健康づくり推進対策事業経費,健康日本21地方計画策定経費,健康管理システムの市町合併に伴う経費のほか,予防費一般経費3,700万6千円。これは主に予防接種委託料等であります。老人保健費一般経費6,402万3千円。これは,主に総合健診及び各種検診委託料等です。老人保健補助事業経費4,080万5千円。これは,主に基本健診委託料等です。 公害対策一般経費の主なものは,飲用水対策事業補助金100万円をはじめ,環境衛生一般経費104万6千円。主なものが昨年のヒ素検出に伴う家庭用給排水施設等整備事業補助金50万円。環境ISO14001認証取得事業66万5千円。浄化槽設置事業経費2,000万1千円。清掃総務費一般経費6億4,378万9千円。このうち,主なものが清掃センター負担金6億2,741万9千円。清掃収集業務経費6,794万7千円。廃棄物減量化対策経費7,306万5千円となっています。 次に,教育費の主なものを申し上げます。 バリアフリー化事業9,933万8千円は,昨年度に続き,本年度は網田小学校,花園小学校,網田中学校のバリアフリー化工事であります。学校施設管理費5,057万7千円。これは,主に小中学校の耐震化優先度調査委託,花園小学校及び住吉中学校プールろ過装置自動化改造工事であります。 幼稚園施設管理費552万8千円,サポートチーム地域支援システムづくり事業42万6千円,小中連携推進事業514万1千円。これは,平成17年度に網田小中学校が文部科学省の小中連携研究指定校を受けることになり,その準備経費であります。小人数指導対策事業1,170万6千円,外国青年招致事業経費1,597万円,小学校英語指導経費797万円,学校管理費一般経費2,945万7千円。この中で,特に宇土小学校の学力向上フロンティア事業,緑川小学校の県教育委員会指定研究推進校の成果発表のための補助金を計上しています。学校施設管理費623万7千円。この中で,備品購入費として各小学校に緊急通報システム用機器設置を計上しています。このほかティームティーチング事業,情報教育支援事業などであります。 社会教育費総務費一般経費3,884万6千円の中,県PTA研修会が宇城地域で開催されるため地元負担金を計上しております。生涯学習経費,中央公民館施設管理費,地区公民館施設管理費などです。また,新規事業の取り組みとして,市町村子育て支援ネットワーク事業,地域教育力活性化事業,体験活動ボランティア活動支援事業が計上されています。 昨年に続き,アーティスト・イン・レジデンス実行委員会補助金500万円,文化体験プログラム実行委員会補助金1,000万円,大太鼓活用事業経費136万5千円,市民会館費の自主事業経費1,044万4千円は,9事業を計画しています。史跡宇土城跡保存整備事業3,506万5千円,馬門石調査活用事業経費113万6千円。この中で,「大王のひつぎを運ぶ実験航海事業」補助金100万円を計上してあります。この事業につきましては,財団法人熊本県青年塾と石棺文化研究会の主催,読売新聞社の協力を得て進めていく計画であります。市史編纂経費3,826万7千円。今年度は,新宇土市市史資料編第四巻の編集の計画となっています。 図書館施設管理費837万3千円。その中で備品購入費として,バリアフリー化事業に伴い低書架,身障者用の返却ポストを計上してあります。図書館の自主事業費では,子ども読書活動推進計画策定に向けて委員の報酬及び旅費が計上されています。 保健体育総務費5,161万5千円。そのうち主なものとしてスポーツ振興基金を取り崩してヨット3艇の購入費のほか,全国大会,九州大会出場補助金等1,228万1千円。総合型地域スポーツクラブ育成事業経費241万8千円。緊急地域雇用特別基金事業として400万2千円。これは,健康体力アドバイス指導者委託として体育館のトレーニング事務の委託料であります。体育館武道館施設管理経費1,755万3千円。運動公園管理経費1,008万7千円。ほか,体育施設管理が計上されています。バリアフリー化整備事業としてスポーツセンター513万8千円,網津地区体育館585万円が計上されています。 給食センター施設管理費9,075万5千円。この中で主なものは,給食調理及び配送業務等の委託料6,856万5千円。給食センター費施設整備事業経費として,蒸気全自動煮炊釜の費用として900万円が計上されています。 次に,議案第21号,平成16年度宇土市国民健康保険特別会計予算について。歳入歳出の総額34億9,736万6千円。主なものとして,一般被保険者療養給付費13億8,000万円,退職被保険者等療養給付費5億1,000万円,一般被保険者等高額療養費2億440万4千円,老人保健医療費拠出金8億6,600万円,介護拠出金経費1億9,996万1千円。 次に,議案第25号,平成16年度宇土市奨学基金特別会計予算について。歳入歳出の総額120万9千円。高校生の奨学金として支出するため経費が計上されています。 次に,議案第27号,平成16年度宇土市老人保健医療特別会計予算について。歳入歳出の総額41億8,836万5千円。老人医療給付事業経費40億9,200万円。 次に,議案第29号,平成16年度介護保険特別会計予算について。歳入歳出の総額22億1,136万5千円。主なものは,介護認定審査会経費1,067万5千円,認定調査員等経費2,024万8千円,居宅介護サービス諸費20億2,596万2千円,支援サービス経費5,951万1千円。 なお,歳入につきましては,それぞれ予算書のとおりでありますので,省略させていただきます。 以上が,文教厚生常任委員会に付託を受けました議案の概要でありますが,議案等の審査の過程において,論議されました主なものを要約してご報告申し上げます。 まず,委員から納税組合事務費奨励金について,納税組合の脱退が増える中で,口座振替の状況についての質疑があり,執行部から,納税者全体の25%口座振替,納税組合は40%,残りが自主納付35%であり,今後,口座振替への移行を推進する,との答弁がありました。 次に,委員から,健康づくり推進対策経費を増額して,医療や福祉の負担を減らしていくことが実態としても大変重要で,健康づくりに力を入れて医療費を軽減するような施策がよりより社会づくりになる,との意見があり,執行部から,市長も健康づくりについては積極的であり,各地区に健康づくり推進員をお願いして,検診通知など病気の早期予防等を推進している。受診率も平成15年度の基本健診の実績が65.9%とかなり上がっている,との答弁がありました。さらに委員から,健診対策は必要不可欠で,同時に老人のスポーツ活動等が普及して,健康な老人が増えてくれば,医療費の軽減につながることから,さらなる予防対策の強化が求められたところであります。 このほか,アーティスト・イン・レジデンス事業及び馬門石を活用した事業について質疑があり,執行部から,アーティスト・イン・レジデンス事業については,今年は読売新聞社の経済的援助を取り付け,石棺づくり,馬門石を活用した歴史を題材とした事業を行い,それをさらに活かした「大王のひつぎの実験航海」を行う。また,読売新聞社が4月から連載を54回計画されていますので,宇土市の対外的なアピールにもつながっていく,との答弁がありました。 次に,ダイオキシン埋設及び旧三共製薬跡地にかかる農薬埋設問題について,2月6日の閉会中の継続審査以降の報告を受けました。 内容は,ダイオキシン埋設問題については,九州管理局から検討委員会の会議資料が送付されてきています。 旧三共製薬跡地にかかる農薬埋設問題については,レーダー調査を行う旨の地元説明会が行われました。その後,本市環境課職員立会いのもと,レーダー調査が行われましたが,この結果を基に,掘削調査が行われる予定であります。27カ所の調査,1メートル毎のサンプリングを行い,解析を3月末をめどに行う旨の会社からの報告を受けているところです。この問題につきましては,引き続き閉会中の継続審査といたしました。 以上が,論議されました内容でありますが,本委員会に付託されました議案については,全会一致をもって原案のとおり可決いたしました。 次に,請願でありますが,請願第1号,年金課税強化の撤回を求める請願については,高齢者の暮らしを守り,ひいては地域社会の経済や活性化にも寄与する観点から,全会一致にて採択としました。 次に,陳情でありますが,陳情第2号,年金改悪に反対し,全ての高齢者が安心してくらせうようにするための意見書提出の陳情書については,本陳情の趣旨に賛同し,全会一致にて採択としました。なお,本委員会所管事務の継続審査事件については,議席に配付のとおり決定しておりますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上で,文教厚生常任委員会の報告を終わります。よろしくお願いいたします。                   (拍手) ○議長(田中哲也君) 文教厚生委員長の報告は終わりました。 以上で,各常任委員長の報告は,全部終了いたしました。 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。 19番,建脇憲一君。 ◆19番(建脇憲一君) すみません。総務委員長に1つだけお尋ねをしたいと思います。 先ほど,民間のバスに予算が増額をされたと,こういう表現がございましたけど,私反対するわけではございません。これは将来の花園台レークタウンの方にバスが通るとかいうような話でございますが,現在はまだバスは通っていませんよね。通っていますか。私それちょっと確認をしたかったんですが,その増額された分がですね,将来にプラスになるのかならないのか,ちょっとそこだけ確認していいですか。総務委員長,それが一つ。 それと経済委員長いいですか。この前,一般質問でもちょっとさせていただきましたけれども,今年は国際米年で,米を本当にピーアールしていただきたい時期でございますので,あのときの答弁では,経済部長は秋の農業祭,産業祭,このときにちょっとピーアールをしたいと,このような答弁でございましたけども,委員会でもう少し具体的になごやかやに,パッとしたような表現の討論はなかったものかなということで,あればお尋ねをしたいと,このように思います。 そして,文教厚生委員長,ぜひお願いしたいんですけども,先ほど,宇土市の小坂に埋設されておりますダイオキシンの問題,この問題について委員長の方から詳しくお話がありましたので省きますけども,その審議,論議,視察の中で,もしですね,こういう表現があったらちょっとおかしいなと思いますのでお尋ねしますが,実は十日ほど前ですね,「建脇さん,ダイオキシンのコンクリートで固まった部分は割れてるぞと」こういうような物騒な言葉が私に寄せられまして,「いいや,そういうことはない」と私言い返しまして,じゃあ今日は議会がありますから,委員長の中でそういう審議,論議があったならば,確認をしてみましょうと,こういうことでお尋ねをするわけでございますので,視察の中でもし物騒な言葉が出たのか出てないのか,割れてる割れてない,そういうお話で結構でございますので,お答えをいただきたいと,このように思いますので,よろしくお願いします。 ○議長(田中哲也君) 総務委員長から順次いきます。 総務委員長,杉本信一君。
    ◆総務委員長(杉本信一君) 建脇議員からお尋ねの件でございますが,地方バス路線維持補助金が増額をされたんじゃないかというようなご質問でございます。これは,花園レークタウンに関連しての増額があったかというお尋ねでしょうか。それについてはですね,特別にその路線だけの増額ということではございません。あくまでも全体的な最終決算の中での増額というような形になっておりますので,よろしくお願いいたします。 ○議長(田中哲也君) 経済委員長,村田宣雄君。 ◆経済委員長(村田宣雄君) 今,建脇議員の米年に関してのピーアールといいますか,消費拡大のことだというふうに思いますけども,予算の中ではですね,消費拡大予算として昨年同様,70万円の予算が計上されております。 それと,もう一つは産業祭。産業祭につきましては300万円だったと思いますけども,商工会の方に予算計上しておりますし,特に秋の産業祭における米の消費拡大のピーアールの方法ですね,それは十分執行部の方で従来よりも宇土市のうまい米のピーアールについてはされるというふうに思いますし,していかれるというふうに思っております。それと,国際米年についてですが,これは基本的に国がですね,国際化の中で米をどう開発途上国に救援米として使用するかも大きな課題だというふうに思っておりますし,その中で地方公共団体がどう対応していくかということも課題だというふうに思っております。国際米年について,委員会としては具体的なお話はあまり出ませんでしたけども,そういうことではなかろうかというふうに思います。 ○議長(田中哲也君) 文教厚生委員長,西山宗孝君。 ◆文教厚生委員長(西山宗孝君) 建脇議員のご質問にお答えしますが,先ほど委員長の報告としてお話したとおりであります。確認しますけど,轟の三蔵地区の山腹にですね,薬剤が地中下に埋設されておるということで,地表からなかなか見にくいわけでありますが,現状ではコンクリートの塊として安定しており,掘り起こして移動させることになると,破砕等の環境中に影響があるかもしれないというお話を聞いておりますので,地中下についてはなかなか私どもも委員会としては見ることが出来ませんでしたが,問題は早期に撤去していただくことが基本であると思います。安全管理についても引き続き委員会として注視していくということも先ほど報告したとおりであります。 ○議長(田中哲也君) 建脇議員に申しておきますけど,質疑もですね,通告制になっておりますので,事前によろしくお願いいたします。 他にございませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。 15番,福田慧一君。 ◆15番(福田慧一君) 提案されております,議案第6号,宇土マリーナ施設整備基金条例について。同じく議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)について。議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算について。議案第27号,平成16年度宇土市老人保健医療特別会計予算について。議案第29号,平成16年度宇土市介護保険特別会計予算について。以上,5つの案件につきまして,反対をいたします。 その主なものについて,簡単に述べます。議案第6号は,宇土マリーナ施設内の一部の土地を国に売却したその代金9,424万円を新たに基金を設け,今後のマリーナ施設整備や事業振興のため,財源を確保するためのものだと説明をされております。しかし,ご存じのとおり,今,宇土市の財政は大変厳しい状況におかれております。その大きな原因の1つが,市民の反対を押し切り,西部地区活性化などといって55億円もかけてこのマリーナを建設したことにあるのは明らかであります。そのため,売却代金はマリーナ施設の借入金の返済や,あるいは市の財政健全化のために有効に活用すべきであると,このように私は考えております。今後のマリーナ施設の整備費などにつきましては,経費を必要最小限に抑え,その費用は施設を無料で使用している前市長の西田鉄鋼関連の会社が負担すべきであると,このように考えておりますし,これに反対をいたします。 またなお,議案第14号,補正予算につきましては,この9,424万円を基金に繰り入れる,この予算が入っておりますし,同様の趣旨で反対をいたします。  次に,議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算についてであります。15年度末の一般会計の起債残高見込額は181億5,500万になっております。当初の予算に比べますと約1.2倍,また16年度の借入金の返済額も23億3,200万円と予定されております。そのため,16年度末の経常収支比率の見込みは93.8%となり,公債費比率も23.2%,これは昨年11月の見込みでありますが,このようになっております。このうえ,三位一体の改革に伴う補助金や交付税の削減分4億8,500万円を加えれば,さらにこれが悪化することは明らかであります。 このように財政は,これまでになく大変厳しい危機的な状況になっております。このような多額な借金をし,財政危機を作り出した原因はどこにあるのか。その主な原因として1つは西部地区活性化と称して,市民の反対を押し切って55億円もかけて建設した宇土マリーナの費用にあることは明らかであります。この費用の大部分を起債まかなう。2つ目には,政府の景気対策として多額の起債を起こし,単独事業を積極的に推進してきた。この2点に主な原因があると私は考えております。さらに問題なのは,これらの起債にあたって執行部が議会や市民に説明してきたことは,地域総合整備事業債や単独事業の起債については,政府があとで大変有利な交付税措置をとるから,財政が悪化したりあるいはそのしわ寄せが市民に及ぶことはありませんと,このように再三説明をされてきました。 しかし,政府はその責任を今果たしておりませんし,この点につきましては,先日の一般質問の中で市長が答弁で明らかにされたとおりだと考えております。これらについても,政府に対してやっぱり責任を果たすよう強く求めると同時に,見通しの甘さについて市長をはじめ執行部の責任は極めて大きいと言わなければなりません。これらについて,市民に対して反省をし,説明責任を果たす,このことが大切ではないかと考えております。財政が厳しいために,既に学校給食の調理部門の一部民営化,保育園の民営化が相次いで進められておりますし,職員の大幅削減,職員賃金の切り下げ,さらには市民の要望事業が先送りされる,このような事態も起きておりますし,このように市民サービスの切り下げと職員にしわ寄せが起きておりますが,こういうことは許されませんし,この立場からも反対を致すわけであります。 次に,議案第27号,平成16年度宇土市老人保健医療特別会計予算についてであります。高齢者に対し,医療費が大幅に引き上げられまして,その他,負担が次々に押しつけられて,負担は増える一方なのに,逆に年金は切り下げられる。高齢者の生活は一段と厳しくなっております。そのためお医者さんにかかる回数や,薬の量を減らすなど,深刻な医療離れも起きておりますし,高齢者の健康が今後大変心配されております。医療費を元に戻すよう,国に強く要望し,高齢者が安心して治療できるように,健康を守るようにすべきである。このような立場から,この問題には反対をいたします。 さらに議案第29号,平成16年度宇土市介護保険特別会計予算についてであります。昨年4月,介護保険料が全国平均を大幅に上回る20%も引き上げられました。医療費の負担も増え,高齢者の生活は大変苦しくなっております。そのため,介護認定を受けながら,200人を超える方々が実際に保険を利用されておりません。介護サービスを受けている人の中でも,利用限度額の約40%程度の利用になっております。これらの多くの方々が年金が少なく,利用したくても利用できない。ここに大きな理由があると考えております。また,介護保険が導入されますときには,自ら利用者がサービスを選ぶことができるということを強調されておりましたが,実際は施設に入所したくても入れない,待機者が年々増えておりますし,この点でも責任を果たしておりません。私はこうした高い利用料金や保険料を切り下げ,もっと国が補助金を増やす,施設の増設についても国が責任をもって,高齢者が安心して介護を受けられるようにすると,これらの意見も付け加えまして,簡単でございますが5案件につきまして,反対の意見を述べ,討論に代えさせていただきます。 ○議長(田中哲也君) ほかに討論ございませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 議案第1号,専決処分の報告及び承認を求めることについて。専決第1号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第8号)についてから,議案第5号,宇土市保育所負担金徴収条例の一部を改正する条例についてまでの,5件についてを一括して採決いたしたいと思います。 ただいまの各常任委員長の報告は,原案のとおり承認又は可決であります。 各常任委員長の報告のとおり承認又は可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第1号から議案第5号までの5件については,原案のとおり承認または可決されました。 次に,お諮りします。 議案第6号,宇土マリーナ施設整備基金条例について,採決いたしたいと思います。 ただいまの経済委員長報告は,原案のとおり可決であります。 経済委員長報告のとおり,可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,議案第6号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第7号,宇土市中小企業の店舗改装等近代化に対する整備資金利子補給条例の一部を改正する条例についてから,議案第13号,字の区域の変更についてまでの7件についてを一括して採決いたしたいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長報告のとおり,可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第7号から議案第13号までの7件については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第14号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)についてを採決いたしたいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,議案第14号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第15号,平成15年度宇土市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてから,議案第19号,平成15年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特別会計補正予算(第2号)についてまでの5件について,一括して採決いたしたいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第15号から議案第19号までの5件については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第20号,平成16年度宇土市一般会計予算についてを採決いたしたいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長報告のとおり,可決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,議案第20号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第21号,平成16年度宇土市国民健康保険特別会計予算についてから,議案第26号,平成16年度宇土市公共下水道事業特別会計予算についてまでの6件についてを一括して採決したいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長報告のとおり,可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第21号から議案第26号までの6件については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第27号,平成16年度宇土市老人保健医療特別会計予算についてを採決したいと思います。 ただいまの文教厚生委員長報告は,原案のとおり可決であります。 文教厚生委員長報告のとおり,可決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,議案第27号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第28号,平成16年度宇土市土地取得特別会計予算についてを採決したいと思います。 ただいま,建設委員長報告は,原案のとおり可決であります。 建設委員長報告のとおり,可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第28号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第29号,平成16年度宇土市介護保険特別会計予算についてを採決したいと思います。 ただいま文教厚生委員長報告は,原案のとおり可決であります。 文教厚生委員長報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,議案第29号については,原案のとおり可決されました。 次に,お諮りいたします。 議案第30号,平成16年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特別会計予算についてから,議案第31号,平成16年度宇土市水道事業会計予算についての2件を一括して採決したいと思います。 ただいまの各委員長報告は,原案のとおり可決であります。 各委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,議案第30号から議案第31号についての2件については,原案のとおり可決されました。              -------○------- △日程第3 請願・陳情について(質疑・討論・採決) ○議長(田中哲也君) 日程第3,請願,陳情についてを議題といたします。 各委員長の報告に対する質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。 15番,福田慧一君。 ◆15番(福田慧一君) 清潔で公正・公平な国民奉仕を貫く公務員制度の確立を求める陳情書は,不採択であります。私はこれに反対をいたします。 この陳情書は,陳情の趣旨について次のように述べております。「政治と行政と企業の不透明な関係が国民から厳しい批判を浴びています。政・官・業の癒着を廃し,国民,住民から信頼される清潔で公平・公正な政治や行政を確立すことが国民から強く求められています。このため行政が,国民の願いに民主的,効率的に機能する制度に改革することが重要な課題となっております。こうした国民の声を反映し,政府は一昨年,公務員制度改革大綱を決定し,これにもとづく公務員制度改革をスタートさせました。しかし,この改革案は官僚の天下りの規制緩和や,政治的任用を行うなど,公平・公正を失い,国民,住民の声が十分反映されているものとはいえず,これでは改悪となるといった厳しい批判があります。一方,政府の公務員制度改革に対して,昨年,ILOからは再考を求める勧告が行われました。ILOの勧告は,日本の公務員の働くルールを国際的な労働基準に則して,法律を改正するようもとめています。公務員は憲法15条に定められた全体の奉仕者として,公平・公正,民主的な行政を遂行する職務を担っています。また,憲法28条に規定する勤労者としての,働くルールが保障されなければなりません。」これを踏まえて,政府に対して4項目の陳情項目が述べられておりますが,この中身はいずれをとっても私は当然な国民の立場に立ったものであると考えておりますし,採択するのが適当だと。このような立場から,今回の不採択に反対の意見を述べ,討論に代えさせていただきます。 ○議長(田中哲也君) ほかに討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 ただいまの請願・陳情について採決いたします。 お諮りいたします。 平成15年陳情第4号については,総務委員長報告は,不採択であります。 総務委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成議員起立) ○議長(田中哲也君) 賛成議員多数です。 よって,本件については,総務委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に,お諮りいたします。 平成15年陳情第12号については,総務委員長報告は継続審査であります。 総務委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,総務委員長報告のとおり閉会中の継続審査と決定しました。 次にお諮りいたします。 請願第1号については,文教厚生委員長報告は採択であります。 文教厚生委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,文教厚生委員長報告のとおり採択と決定しました。 次に,お諮りいたします。 陳情第1号については,経済委員長報告は採択であります。 経済委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,経済委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 次に,お諮りいたします。 陳情第2号については,文教厚生委員長報告は採択であります。 文教厚生委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,文教厚生委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 次に,お諮りいたします。 陳情第3号については,総務委員長報告は継続審査であります。 総務委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,総務委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に,お諮りいたします。 陳情第4号については,経済委員長報告は採択であります。 経済委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,本件については,経済委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。              -------○------- △日程第4 委員会の閉会中の継続審査並びに調査について ○議長(田中哲也君) 日程第4,委員会の閉会中の継続審査並びに調査についてを議題といたします。 各常任委員長,議会運営委員長から,現在,委員会において審査中の事件並びに所管事務調査について,会議規則第72条の規定により,お手元に配付しております閉会中の継続審査並びに調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長,議会運営委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査並びに調査とすることにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,各常任委員長,議会運営委員長から申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 次に,日程についてお諮りいたします。 本日,市長より,議案第32号から議案第34号及び諮問第1号,議員提出として発議第1号から第5号の9件が新たに追加上程されております。 この際,本日の日程に追加し,議題といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,日程に追加し,議題とすることに決定いたしました。              -------○------- △日程第5 議案第32号 平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)について ○議長(田中哲也君) 日程第5,議案第32号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)についてを議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 本日,追加提案しております案件について,ご説明申し上げます。 まず,議案第32号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)について。補正額は2,669万円を増額するもので,補正後の総額は139億3,997万8千円であります。これは,市職員の希望退職に伴う退職手当を増額補正するものであります。 どうか慎重にご審議をいただきまして,ご議決いただきますよう,お願いいたします。 ○議長(田中哲也君) 市長の提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております,議案第32号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第32号につきましては,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 ただいまの,議案第32号について,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 議案第32号,平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第32号については,原案のとおり可決されました。              -------○------- △日程第6 議案第33号 宇土市助役の選任について ○議長(田中哲也君) 日程第6,議案第33号,宇土市助役の選任についてを議題といたします。 太田龍生君は暫時退場をお願いいたします。                 (太田龍生君退場) 市長の提案理由の説明を求めます。 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 議案第33号,宇土市助役の選任について,ご説明申し上げます。 これは,助役の太田龍生氏の任期が平成16年3月31日をもって満了となるわけでありますが,これまでの4年間,豊富な行政経験を生かし,私を支え,市政の進展に努めていただきました同氏を,引き続き助役に選任したいので,地方自治法第162条の規定により,議会の同意をお願いするものであります。 何卒ご議決いただきますよう,お願いいたします。 ○議長(田中哲也君) 市長の提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております,議案第33号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第33号につきましては,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 ただいまの,議案第33号について,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 議案第33号,宇土市助役の選任については,原案のとおり同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第33号については,原案のとおり同意することに決定いたしました。 太田龍生君の入場を求めます。                 (太田龍生君入場) 太田龍生君からご挨拶の申し出があっておりますので,発言の許可をいたします。 ◎助役(太田龍生君) それでは一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま,宇土市助役選任の議案につきましては,皆様方の暖かいご厚情によりまして,引き続き私,太田を宇土市助役としてご賛同をいただきまして,まことに光栄であり,ありがたく感謝申し上げます。受けました以上,宇土市発展のために誠心誠意頑張っていきたいと思います。 どうか今後とも議員皆様方のご指導とご鞭撻をいただきますように,心からお願いを申し上げまして,お礼の言葉に代えさせていただきます。 本当にありがとうございます。お世話になります。                   (拍手)              -------○------- △日程第7 議案第34号 宇土市収入役の選任について ○議長(田中哲也君) 日程第7,議案第34号,宇土市収入役の選任についてを議題といたします。 中村恵一君は暫時退場をお願いいたします。                 (中村恵一君退場) 市長の提案理由の説明を求めます。 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 議案第34号,宇土市収入役の選任について,ご説明申し上げます。 これは,収入役の中村恵一氏の任期が平成16年3月31日をもって満了となるわけでありますが,これまでの4年間,市役所の会計事務の最高責任者として,市政の推進に努めていただきました同氏が,収入役として適任であるため,引き続き選任したいので,地方自治法第168条第7項の規定により,議会の同意をお願いするものであります。 何卒ご議決いただきますよう,お願いいたします。 ○議長(田中哲也君) 市長の提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております,議案第34号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第34号につきましては,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 ただいまの,議案第34号について,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 議案第34号,宇土市収入役の選任については,原案のとおり同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの議案第34号については,原案のとおり同意することに決定いたしました。 中村恵一君の入場を求めます。                 (中村恵一君入場) 中村恵一君からごあいさつの申し出があっておりますの,発言を許可いたします。 ◎収入役(中村恵一君) 一言お礼のごあいさつを申し上げます。 ただいま,収入役の選任につきましては,不肖私をご同意いただきまして,本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。身に余る光栄と存じております。宇土市民福祉向上を図るための各種施策が,事業が順調に推進できますように,職責を全うしてまいりたいというふうに考えております。どうか,議長をはじめ議員の皆様方のこれからのご指導とご鞭撻を心からお願いを申し上げます。 ありがとうございました。                   (拍手)              -------○------- △日程第8 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(田中哲也君) 日程第8,諮問第1号,人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 諮問第1号,人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。これは,人権擁護委員の嵯峨忍氏が平成16年4月30日で任期満了を迎えるため,後任の委員を法務大臣に推薦するには,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を聞いて推薦するものであります。 後任には,引き続き,嵯峨忍氏を推薦するものであります。 何卒ご議決いただきますよう,お願いいたします。 ○議長(田中哲也君) 市長の提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております,諮問第1号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの諮問第1号につきましては,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 ただいまの,諮問第1号について,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 諮問第1号,人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては,原案のとおり答申することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの諮問第1号については,原案のとおり答申することに決定いたしました。              -------○------- △日程第9 発議第1号 年金課税強化の撤回を求める意見書について ○議長(田中哲也君) 日程第9,発議第1号,年金課税強化の撤回を求める意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,山本孝敏君。 ◎事務局長(山本孝敏君) 朗読いたします。 発議第1号  年金課税強化の撤回を求める意見書 地方自治法第99条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成16年3月17日提出                      提出者 宇土市議会議員 田 代 厚 志                                    浜 口 多美雄                                    野 添 正 利                                    北 村 静 剛                                    嶋 本 善 光                                    河 野 龍之祐                                    岩 本 廣 海   宇土市議会議長 田中哲也 様             年金課税強化の撤回を求める意見書 政府は,昨年12月,平成16年度税制改正案の中で年金の課税強化を決定しました。 この政府改正案は,現在,年金受給者に適用されている「公的年金等控除」及び「老年者控除」を縮小・廃止し,これを平成17年から実施するというものですが,この改正案は,年金生活者に対する増税案であり,実質的な年金引き下げであります。 また,年金の課税強化は,年金所得の増税に止まらず,住民税の新たな課税または増額となり,これが国民年金保険料や介護保険料を押し上げ,更なる公的負担の増加に波及していくことになります。 年金生活者は,物価スライドにより受給額が引き下げられたうえ,医療保険制度の改正による医療費の増額,介護保険料の増額などにより,公的負担が急速に増大しており,厳しい日々の生活に追われています。 このようななかでの年金課税強化による更なる公的負担の増大は,苦しい年金生活者のくらしを直撃し,地域社会に深刻な影響を与えることは明らかであります。 地方の地域社会の担い手である高齢者のくらしを守り,地域社会の活性化をはかる上からも,政府の年金課税強化には反対であり,その撤回を強く求めるものであります。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 平成16年3月17日                                 熊本県宇土市議会   内閣総理大臣  小 泉 純一郎 様 財務大臣    谷 垣 禎 一 様 厚生労働大臣  坂 口   力 様 以上でございます。 ○議長(田中哲也君) 事務局長の朗読は終わりました。 次に,お諮りいたします。 ただいま,議題となっております,発議第1号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第1号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 これより,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号,年金課税強化の撤回を求める意見書については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第1号については,原案のとおり可決することに決定いたしました。              -------○------- △日程第10 発議第2号 諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書について ○議長(田中哲也君) 日程第10,発議第2号,諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,山本孝敏君。 ◎事務局長(山本孝敏君) 朗読いたします。 発議第2号  諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書  地方自治法第99条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成16年3月17日提出                      提出者 宇土市議会議員 田 代 厚 志                                    浜 口 多美雄                                    野 添 正 利                                    北 村 静 剛                                    嶋 本 善 光                                    河 野 龍之祐                                    岩 本 廣 海   宇土市議会議長 田中哲也 様       諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求める意見書 有明海の再生を図るためには徹底した原因究明調査を実施し,再生のための方策を樹立,実行することが必要不可欠である。 平成13年12月に農林水産省の有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会は,諫早湾干拓潮受堤防排水門を開放しての短期・中期・長期の開門調査実施を提言され,開門はできるだけ長く,水位変動はできるだけ大きくとしています。また,中・長期開門調査を「有明海再生の方途を見出すための調査」「諫早湾干拓事業が有明海全体の環境に与えた影響を検証するための調査」と位置づけしており,真の有明海再生への方途を見出すためには排水門を開けての中・長期開門調査は避けて通ることのできないものである。 しかしながら,中・長期開門調査検討会議及び同専門員会における審議のあり方に対して,有明海の再生を願う住民は大きな不安と危機感を抱かざるを得ない状況にある。 よって,国におかれましては,有明の海を後世に引き継ぐために,また有明海沿岸漁業者と有明海の恵みを受ける多くの関係者の生活の安定のためにぜひとも諫早湾干拓排水門を開けて中・長期開門調査の実施を行われるよう強く要望する。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成16年3月17日                                 熊本県宇土市議会   衆議院議長  河 野 洋 平 様 参議院議長  倉 田 寛 之 様 内閣総理大臣 小 泉 純一郎 様 農林水産大臣 亀 井 善 之 様 環境大臣   小 池 百合子 様 水産庁長官  田 原 文 夫 様 以上でございます。 ○議長(田中哲也君) 事務局長の朗読は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま,議題となっております,発議第2号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第2号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 これより,質疑を行います。 質疑はありませんか。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 発議第2号,「諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査」を求める意見書については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第2号については,原案のとおり可決することに決定いたしました。              -------○------- △日程第11 発議第3号 年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにするための意見書について ○議長(田中哲也君) 日程第11,発議第3号,年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにするための意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,山本孝敏君。 ◎事務局長(山本孝敏君) 朗読いたします。 発議第3号  年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにするための意見書  地方自治法第99条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成16年3月17日提出                      提出者 宇土市議会議員 田 代 厚 志                                    浜 口 多美雄                                    野 添 正 利                                    北 村 静 剛                                    嶋 本 善 光                                    河 野 龍之祐                                    岩 本 廣 海   宇土市議会議長 田中哲也 様   年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにするための意見書 近年,医療・介護・福祉などの社会保障の後退によって,高齢者,年金生活者は大きな困難に直面しています。こうした中,政府は2003年度には,年金受給者を直撃する物価スライドの凍結を解除し,0.9%の給付の切り下げを行い,さらに2004年度も0.4%,そして以前の凍結分についても解除の計画が言われています。 さらに,政府は2004年におこなう「年金改革」において,この先10年にもわたる保険料の引き上げと給付の切り下げを決めようとしています。また,税制においても老齢者控除や公的年金控除の廃止・縮小をうちだしています。 これらは,高齢者の生活を圧迫し,県民全体の将来不安をいっそう増大させ,消費の圧縮,景気のさらなる悪化につながり,地域経済にも大打撃を与えるものと考えます。しかも国会において全会一致で法律の付則に決められた「国民年金の国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げ」についても,先延ばししようとしています。そして,年金財源がないということで消費税の引き上げまで検討されています。これでは無年金・低年金者が増大し,公的年金への不信は深まるばかりです。 以上の趣旨にかんがみ,地方自治法第99条の規定に基づき,以下の5項目について意見書を提出する。                    記1 2004年の年金改革にあたっては,保険料の引き上げ,給付の引き下げなど,これ以  上の年金改悪を行わないこと。2 公的年金等控除の縮小・廃止など,年金への課税強化を行わないこと。3 基礎年金の国庫負担を2分の1に引き上げること。その財源は消費税増税に求めないこ  と。4 年金積立金を株式投資に使わないこと。過大な積立金は,保険料の引き下げと給付の改  善に活用すること。5 全額国庫負担による「最低保障年金制度」をつくり,すべての高齢者が安心してくらせ  るようにすること。 平成16年3月17日                                 熊本県宇土市議会   内閣総理大臣 小 泉 純一郎 様 厚生労働大臣 坂 口   力 様 以上でございます。 ○議長(田中哲也君) 事務局長の朗読は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま,議題となっております,発議第3号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第3号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 これより,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 発議第3号,年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮らせるようにするための意見書については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第3号については,原案のとおり可決することに決定いたしました。              -------○------- △日程第12 発議第4号 65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書について ○議長(田中哲也君) 日程第12,発議第4号,65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,山本孝敏君。 ◎事務局長(山本孝敏君) 朗読いたします。 発議第4号  65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書  地方自治法第99条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成16年3月17日提出提出者 宇土市議会議員 田 代 厚 志                                    浜 口 多美雄                                    野 添 正 利                                    北 村 静 剛                                    嶋 本 善 光                                    河 野 龍之祐                                    岩 本 廣 海   宇土市議会議長 田中哲也 様          65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書 日本は,2007年には総人口の約3人に1人が60歳以上の高齢者となることが見込まれている。わが国の経済社会の活力を維持するためには,意欲と能力がある限り年齢にかかわりなく働き続けることのできる社会の実現を図り,できるだけ多くの高齢者が経済社会の支え手としての役割を果たしていくことが必要不可欠となっている。しかしながら,わが国において,何らかの形で65歳まで働ける場を確保している企業の割合は全体の70%,そのうち希望者全員が65歳まで働ける場を確保している企業は全体の約30%にとどまっている。また,現下の厳しい雇用失業情勢では,中高年齢者は一旦離職すると再就職は大変に困難な状況にある。 国及び政府においては,「団塊の世代」の高齢者や厚生年金の支給開始年齢の引き上げなどを踏まえ,高齢者が何らかの形で65歳まで働き続けることができるようにするため,下記のような定年年齢引き上げや継続雇用制度の義務化をはじめとする法的整備や再就職促進策などの高齢者の雇用環境整備等,所要の措置を講ずるよう強く求めるものである。                    記1.厚生年金の支給開始年齢引き上げを踏まえ,定年年齢の引き上げまたは原則希望者全員  を対象とする継続雇用制度の導入を企業に義務づけるように高年齢者雇用安定法の改正  を行なうこと。2.厳しい経営環境等を考慮し,労使双方の意見に耳を傾け,これらの制度の導入に向けた  事業主の取り組みに対する財政上の支援策を講じるなど,円滑な制度の導入・整備に努  めること。3.高齢期には,個々の労働者の意欲,体力等個人差が拡大し,その雇用・就業ニーズも多  様化することから,多様なニーズに対応した雇用・就業機会が確保されるよう,短時間  勤務の導入や多様就業型ワークシェアリングの導入について支援策を講じること。4.ハローワークや民間団体,NPOとの連携を図りつつ,職業紹介等の就労に関する相談,  就労機会の提供,情報提供等の総合的な就労支援を行う窓口として,シルバー人材セン  ターを活用し,高年齢者をサポートすること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成16年3月17日                                 熊本県宇土市議会   衆議院議長  河 野 洋 平 様 参議院議長  倉 田 寛 之 様 内閣総理大臣 小 泉 純一郎 様 厚生労働大臣 坂 口   力 様 以上でございます。 ○議長(田中哲也君) 事務局長の朗読は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま,議題となっております,発議第4号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり)
    ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第4号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 これより,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 発議第4号,65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第4号については,原案のとおり可決することに決定いたしました。              -------○------- △日程第13 発議第5号 地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見書について ○議長(田中哲也君) 日程第13,発議第5号,地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見書についてを議題といたします。 まず,議案を事務局長に朗読させます。 事務局長,山本孝敏君。 ◎事務局長(山本孝敏君) 朗読いたします。 発議第5号  地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見書 地方自治法第99条及び宇土市議会会議規則第13条の規定により,別紙のとおり意見書を提出する。 平成16年3月17日提出                      提出者 宇土市議会議員 田 代 厚 志                                    浜 口 多美雄                                    野 添 正 利                                    北 村 静 剛                                    嶋 本 善 光                                    河 野 龍之祐                                    岩 本 廣 海   宇土市議会議長 田中哲也 様         地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見書 現在,地方公共団体は,住民の福祉の増進を目指し,効率的な行財政運営に努めているが,長引く景気の低迷による税収減や国の「経済政策」に伴う公債費負担の増加により,財政は危機的な状況にある。その一方で,地域福祉施策の充実,地域産業の振興策など住民の行政要望にこたえる施策に取り組んでいかなくてはならない。しかし,「三位一体の改革」が具体化された平成16年度の政府予算,地方財政計画では,地方交付税と臨時財政対策債を加えた額が本市においては前年度に比べ4億5,000万円の減,マイナス12%となっている。このため,予算編成において大きな収入不足を招き,深刻な状況となっており,住民サービス低下をもたらす恐れがでている。「三位一体の改革」は税源や交付税などを地方が自主自立できるように十分保障しなければならない。 よって,下記の点を強く要望する。                    記1.地方交付税の大幅削減を中止し,財源保障機能と財政調整機能を堅持し,地域の実情を  十分踏まえ,行財政の運営に支障がないよう必要額を確保すること。2.税源移譲は,地方公共団体の福祉,教育などの財源が拡充されるようにすべきであり,  その際,税源基盤の弱い地方公共団体に対しては,地方交付税を充実するなど特段の配  慮を行うこと。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成16年3月17日                                 熊本県宇土市議会   衆議院議長      河 野 洋 平 様 参議院議長      倉 田 寛 之 様 内閣総理大臣     小 泉 純一郎 様 内閣官房長官     福 田 康 夫 様 総務大臣       麻 生 太 郎 様 財務大臣       谷 垣 禎 一 様 経済財政政策担当大臣 竹 中 平 蔵 様 以上でございます。 ○議長(田中哲也君) 事務局長の朗読は終わりました。 お諮りいたします。 ただいま,議題となっております,発議第5号については,会議規則第36条第2項の規定により,委員会付託を省略し,直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,ただいまの発議第5号については,委員会付託を省略し,直ちに審議することに決定いたしました。 これより,質疑を行います。 質疑はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,質疑を終結いたします。 これより,討論を行います。 討論はありませんか。               (「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) どなたもないようでありますので,討論を終結いたします。 これより,採決いたします。 お諮りいたします。 発議第5号,地方税財政制度「三位一体の改革」に関する意見書については,原案のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(田中哲也君) ご異議なしと認めます。 よって,発議第5号については,原案のとおり可決することに決定いたしました。以上で,今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもって,平成16年宇土市議会第1回定例会を閉会いたします。              -------○-------                 午後0時33分閉会 ○議長(田中哲也君) 閉会にあたりまして,一言ごあいさつを申し上げます。 去る2日に招集されました今期定例会は,議員各位並びに執行部の皆様のご協力によりまして,本日ここに無事閉会の運びとなりましたことに厚くお礼を申し上げます。 閉会にあたりまして,市長からごあいさつがございます。 市長,田口信夫君。 ◎市長(田口信夫君) 閉会にあたり,一言,御礼申し上げます。 本定例会に提案いたしました,平成16年度の当初予算をはじめ,平成15年度補正予算並びに男女共同参画推進条例の制定や,保育所負担金徴収条例等の一部改正など,重要な案件につきまして,慎重にご審議いただき,全てご議決いただきましたことに,心から御礼申し上げます。 特に,ただいま助役,収入役について再任のご同意を賜りまして,大変感謝申し上げます。私共々,心新たに,直面する行政課題への早急な対応と,市民と協働のまちづくりを目指し,市政の推進に最大限の努力を傾けてまいりますので,今後ともよろしくお願いいたします。 また,会期中に,議員各位から賜りましたご意見,ご提言につきましても,十分にこれを尊重し,可能なものについては直ちに措置を講じるとともに,出来る限り市政運営に反映してまいります。 さて,本年8月には4年に1度のオリンピックが,発祥の地アテネで開催をされます。このオリンピック出場を目指し,日本での最終予選が行われているサッカーなどの各種の種目の選手が夢に向かい,全力で戦っているところでありますが,イラクをはじめ世界の至る所では,繰り返される非情なテロにより,一般市民の多くの尊い命が奪われるなど,不安定な治安が続いています。願わくば,この全世界が注目するオリンピックが,世界の平和と安定に向けたスポーツイベントとなることを強く期待しています。 終わりに,今月に入っても忘れ雪が降るなど,冬の寒さが続いていましたが,春の陽光と共に,ようやくさわやかな季節を肌で感じるようになりました。どうか,議員各位におかれましては,しばらくは朝夕の冷え込みが続きそうでありますので,ご自愛の上,公私ともにますますご活躍されますようご祈念申し上げ,閉会にあたりましてのあいさつといたします。 ありがとうございました。                   (拍手)              -------○-------                 午後0時36散会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。  平成 年 月 日      宇土市議会議長  田中哲也           宇土市議会議員  北村静剛           宇土市議会議員  嶋本善光                平成16年第1回宇土市議会定例会議決結果一覧 [市長提出議案]┌─────┬───────────────────────┬──────┬──────┬──────┐│  議案  │                       │      │      │      ││     │件    名                 │提案月日  │議決月日  │議決結果  ││  番号  │                       │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │専決処分の報告及び承認を求めることについて  │      │      │      ││  1  │専決第1号 平成15年度宇土市一般会計補正  │3月2日  │3月17日  │原案承認  ││     │予算(第8号)について            │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  2  │宇土市男女共同参画推進条例について      │〃     │〃     │原案可決  │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償  │      │      │      ││  3  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │に関する条例の一部を改正する条例について   │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │宇土市保育所条例の一部を改正する条例につい  │      │      │      ││  4  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │て                      │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │宇土市保育所負担金徴収条例の一部を改正する  │      │      │      ││  5  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │条例について                 │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  6  │宇土マリーナ施設整備基金条例について     │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │宇土市中小企業の店舗改装等近代化に対する整  │      │      │      ││  7  │備資金利子補給条例の一部を改正する条例につ  │〃     │〃     │〃     ││     │いて                     │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団  │      │      │      ││  8  │                       │〃     │〃     │ 〃    ││     │体の数の減少及び規約の一部変更について    │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団  │      │      │      ││  9  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │体の数の増加について             │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │上天草・宇城水道企業団を組織する地方公共団  │      │      │      ││  10  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │体の数の減少に伴う財産処分について      │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  11  │宇土市道路線の廃止について          │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  12  │宇土市道路線の認定について          │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  13  │字の区域の変更について            │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市一般会計補正予算(第9号)  │      │      │      ││  14  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │について                   │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市国民健康保険特別会計補正予  │      │      │      ││  15  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │算(第4号)について             │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市奨学基金特別会計補正予算   │      │      │      ││  16  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │(第1号)について              │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市公共下水道事業特別会計補正  │      │      │      ││  17  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │予算(第4号)について            │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市介護保険特別会計補正予算   │      │      │      ││  18  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │(第4号)について              │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特  │      │      │      ││  19  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │別会計補正予算(第2号)について       │      │      │      │└─────┴───────────────────────┴──────┴──────┴──────┘┌─────┬───────────────────────┬──────┬──────┬──────┐│  議案 │                       │      │      │      ││     │件    名                 │提案月日  │議決月日  │議決結果  ││  番号 │                       │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  20  │平成16年度宇土市一般会計予算について     │3月2日  │3月17日  │原案可決  │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市国民健康保険特別会計予算に  │      │      │      ││  21  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │ついて                    │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市簡易水道事業特別会計予算に  │      │      │      ││  22  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │ついて                    │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市北段原土地区画整理事業特別  │      │      │      ││  23  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │会計予算について               │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市交通災害共済事業特別会計予  │      │      │      ││  24  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │算について                  │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市奨学基金特別会計予算につい  │      │      │      ││  25  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │て                      │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市公共下水道事業特別会計予算  │      │      │      ││  26  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │について                   │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市老人保健医療特別会計予算に  │      │      │      ││  27  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │ついて                    │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市土地取得特別会計予算につい  │      │      │      ││  28  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │て                      │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市介護保険特別会計予算につい  │      │      │      ││  29  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │て                      │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成16年度宇土市漁業集落排水施設整備事業特  │      │      │      ││  30  │                       │〃     │〃     │〃     ││     │別会計予算について              │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  31  │平成16年度宇土市水道事業会計予算について   │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│     │平成15年度宇土市一般会計補正予算(第10号)  │      │      │      ││  32  │                       │3月17日  │〃     │〃     ││     │について                   │      │      │      │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  33  │宇土市助役の選任について           │〃     │〃     │原案同意  │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│  34  │宇土市収入役の選任について          │〃     │〃     │〃     │├─────┼───────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│諮問   │人権擁護委員の推薦につき意見を求めることに  │      │      │      ││     │                       │〃     │〃     │原案答申  ││第1号  │ついて                    │      │      │      │└─────┴───────────────────────┴──────┴──────┴──────┘ [議員提出議案]┌────┬────────────────────────┬──────┬──────┬──────┐│ 議案  │                        │      │      │      ││    │件    名                  │提案月日  │議決月日  │議決結果  ││ 番号  │                        │      │      │      │├────┼────────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│発議1 │年金課税強化の撤回を求める意見書        │3月17日  │3月17日  │原案可決  │├────┼────────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│    │諫早湾干拓潮受堤防排水門の中・長期開門調査を求 │      │      │      ││発議2 │                        │〃     │〃     │〃     ││    │める意見書                   │      │      │      │├────┼────────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│    │年金改悪に反対し,すべての高齢者が安心して暮ら │      │      │      ││発議3 │                        │ 〃    │〃     │〃     ││    │せるようにするための意見書           │      │      │      │├────┼────────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│発議4 │65歳まで働ける雇用環境の整備を求める意見書   │〃     │〃     │〃     │├────┼────────────────────────┼──────┼──────┼──────┤│    │地方税財政制度の「三位一体の改革」に関する意見 │      │      │      ││発議5 │                        │〃     │〃     │〃     ││    │書                       │      │      │      │└────┴────────────────────────┴──────┴──────┴──────┘            平成16年第1回定例会請願・陳情文書表 [継続審査になっている陳情]┌───┬──────────┬──────────┬───┬─────┬─────┬─────┬───┐│受 理│          │          │付 託│提 案  │議 決  │     │   ││   │陳 情 の 件 名 │陳情者の住所・氏名 │   │     │     │議決結果 │備考 ││番 号│          │          │委員会│月 日  │月 日  │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│ 平成 │清潔で公正・公平な │熊本市神水1-30-7  │   │     │     │     │   ││ 15年 │国民奉仕を貫く公務 │熊本県労働組合総連 │総務 │平成15年 │平成16年 │不採択  │   ││ 4 │員制度の確立を求め │合 議長 緒方徹治 │   │6月2日 │3月17日 │     │   ││   │る陳情       │   外1人    │   │     │     │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│ 平成 │地域住民のくらしと │熊本市神水1丁目30 │   │     │     │     │   ││ 15年 │雇用,地域経済を守 │-7         │総務 │平成15年 │     │     │継続 ││ 12 │る陳情書      │熊本県労働組合総連 │   │12月5日 │     │     │審査 ││   │          │合 議長 緒方徹治 │   │     │     │     │   │└───┴──────────┴──────────┴───┴─────┴─────┴─────┴───┘  [請願]┌───┬──────────┬──────────┬───┬─────┬─────┬─────┬───┐│受 理│          │          │付 託│提 案  │議 決  │     │   ││   │請 願 の 件 名 │請願者の住所・氏名 │   │     │     │議決結果 │備考 ││番 号│          │          │委員会│月 日  │月 日  │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│ 平成 │年金課税強化の撤回 │宇土市松原町61-6  │文教 │     │     │     │   ││ 16年 │を求める請願    │塚崎満澄 外1人  │厚生 │3月2日 │3月17日 │採択   │   ││ 1 │          │          │   │     │     │     │   │└───┴──────────┴──────────┴───┴─────┴─────┴─────┴───┘ [陳情]┌───┬──────────┬──────────┬───┬─────┬─────┬─────┬───┐│受 理│          │          │付 託│提 案  │議 決  │     │   ││   │陳 情 の 件 名 │陳情者の住所・氏名 │   │     │     │議決結果 │備考 ││番 号│          │          │委員会│月 日  │月 日  │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│ 平成 │諫早湾干拓潮受堤防 │熊本市江越1丁目17 │   │     │     │     │   ││ 16年 │排水門の中・長期開 │-12「よみがえれ!  │   │     │     │     │   ││ 1 │門調査を求める意見 │有明海訴訟」を支援 │経済 │3月2日 │3月17日 │採択   │   ││   │書提出を求める陳情 │する熊本の会    │   │     │     │     │   ││   │          │代表世話人 藤野糺 │   │     │     │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│   │年金改悪に反対し, │熊本市神水1丁目30 │   │     │     │     │   ││   │すべての高齢者が安 │-7熊本県労働組合総 │文教 │3月2日 │3月17日 │採択   │   ││ 2 │心して暮らせるよう │連合        │厚生 │     │     │     │   ││   │にするための意見書 │議長 緒方徹治   │   │     │     │     │   ││   │提出の陳情書    │          │   │     │     │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│   │熊本県地方最低賃金 │熊本市神水1丁目30 │   │     │     │     │   ││   │の引き上げと最低賃 │-7熊本県労働組合総 │総務 │3月2日 │     │     │継続 ││ 3 │金制度の抜本改正の │連合        │   │     │     │     │審査 ││   │意見書を求める陳情 │議長 緒方徹治   │   │     │     │     │   ││   │書         │          │   │     │     │     │   │├───┼──────────┼──────────┼───┼─────┼─────┼─────┼───┤│   │65歳まで働ける雇用 │宇土市石橋町277-1  │   │     │     │     │   ││ 4 │環境の整備を求める │建脇憲一      │経済 │3月2日 │3月17日 │採択   │   ││   │意見書の採択に関す │          │   │     │     │     │   ││   │る要望書      │          │   │     │     │     │   │└───┴──────────┴──────────┴───┴─────┴─────┴─────┴───┘...